オペラ座の怪人                   戻る



左のデザインは仙道のお友達
Hidepenさんがこのページの為に
作って下さいました。 多謝多謝。










何を今更と思われるかも知れませんが、仙道にとってはこの14年9月21日が初めての出会いなのです。
今回見た「オペラ座の怪人」はミュージカルと言うよりも歌い方はオペラに近いものです。
さすが音大、芸大卒の人が多いだけあって聞かせるミュージカルと思いました。
それに場面転換の速さ、これも見物です。舞台ならではの工夫に感心しました。
映画でのミュージカルは舞台セットと違い大自然を取り入れたり、最近ではコンピュータグラフィックスを駆使してスケールも大きく魅力ある物が作れますが、舞台となると限られた空間しか利用できず、それだけ苦労と努力は大変なものです。
しかし、舞台の魅力は何といっても生。 生だからこそ訴えることのできる魅力と迫力がが存在します。
今回、初めて四季の舞台を見てこの感動を直接感じ取れたことは十分に満足のいくものでした。
同じ公演を何度も見る人の気持ちがよく分かった1日でした。



あらすじと感想
1911年パリはオペラ座
オペラ座の舞台で、劇場に関係した品々が次々とオークションにかけられているところから舞台が始まるのです。
何点目だったか忘れましたが六百数十番目に猿のオルゴールがオークションに掛けられました。これを落札したのが
シャニュイ子爵(ラウル)です。
このオルゴールを見て過去の回想に話しは展開していくのですが、舞台効果を十分に発揮するのは次のオークションの品であるシャンデリアなのです。
これに光が点くや否や、シャンデリアは閃光と共に舞台から客席の頭上に高くに上がっていくのです。
舞台から客席の上へこれは凄いぞ。


回想の始まりです。舞台上では新作オペラ「ハンニバル」の舞台稽古をしているところです。
そこへオペラ座の支配人を辞めると噂されているムッシュ・ルフェーブルが登場して、噂は事実と発表する。
そして新しい支配人のフィルマンアンドレを連れて来るのである。
フィルマンがソプラノで主役のカルロッタにアリアを歌うことを希望し、彼女は得意げに歌い出すのであるが、突如天井から背景幕が落ちてくるというハプニングが起きる。
誰も居ないはずなのに不思議である。
カルロッタは怒ってしまって舞台から去ってしまった。
代役にたったのはクリスティーヌ・ダーエだったのだ。

クリスティーヌの代役は素晴らしかった。指導に厳しい舞踊教師のマダム・ジリーもベタホメで公演は大成功を収めたのだ。
観客の中にはオペラ座の新しいスポンサーとなったラウルがいた。ラウルはクリスティーヌと幼なじみだったのである。

控え室に戻ったクリスティーヌ。上手く歌えたのは父が贈ってくれた「音楽の天使」のおかげだとバレリーナのメグ・ジリーに話しているときにラウルが訪ねてきた。
14歳の頃の赤いハンカチを海に落とし、命がけで取りに行った思い出話をし、再会を喜ぶのである。
ドラマではよくある偶然だ。
ラウルが一緒に出ようと誘うが、クリスティーヌは厳しい歌のレッスンがあると乗り気ではなかった。

ラウルが帰る準備に席を外した隙にクリスティーヌは鏡の中から現れたオペラ座の怪人(ファントム)と共に抜けだし、湖を舟で渡り怪人の隠れ家で歌のレッスンを受ける。

怪人の仮面の下の素顔を見たくなったクリスティーヌは、怪人に近寄り隙を見て仮面を剥ぎ取ってしまう。
怪人は激怒したが、仮面を返すように懇願する姿を見てクリスティーヌは怪人の孤独な心を感じ取ったのである。

怪人はクリスティーヌを再びオペラ座に戻したが、支配人フィルマンとアンドレ歌手のカルロッタ、舞踏教師のマダム・ジリー、それにラウルにそれぞれ手紙を出す。

手紙には「客席の5番のボックス席を怪人のために空けておくこと」、「怪人に対して給料を支払うこと」(どうやって?)、「次のオペラのイル・ムートではクリスティーヌを主演させること」が書かれていた。
手紙に背いた場合「想像を絶する災いが起こる」と脅す。
手紙を読んだ歌手のカルロッタは怒りだしたが、支配人たちは「あんたが主役」となだめ、怪人の要求を無視して「イル・ムート」の主役をカルロッタにしてしまうのである。

そしてオペラ「イル・ムート」の開演。
カルロッタ扮するカウンテスの歌、クリスティーヌにはおしゃべりも、歌もない。しかしクリスティーヌは声を出した。
これに対してカルロッタは叱りつける。そうするとカルロッタの声がカエルの声になってしまったのだ。

オペラ座は大騒ぎになる。
怪人の仕業だと思うクリスティーヌはラウルを屋上に連れて行き、助けを求めた。
そして二人は永久の愛を誓うのであった。
二人の様子を陰から見ていた怪人の哀しみはいかばかりか。
そして、例のシャンデリアをクリスティーヌの足元に落下させてしまった。
ここド迫力

その年の大晦日。仮面舞踏会が催された。
クリスティーヌとラウルは密かに婚約を交わす。
この仮面舞踏会に仮装した怪人が現れ、自作のオペラ「ドン・ファンの勝利」の台本を支配人にこれを演じるように言い渡して消えたのである。
ラウルはマダム・ジリーが怪人について何かを知っていると睨んで問いただすと昔ジプシーが連れてきて、檻の中に閉じこめられていたが、その時逃げ出したのだという。

ラウルは「ドン・ファンの勝利」を演じることで怪人を罠に掛け殺してしまうことを計画する。
しかし、クリスティーヌは反対であった。

そして事件は「ドン・ファンの勝利」の初日に起こったのである。
ドン・ファン役を演じるのはピアンジである。開演前まではピアンジは生きていたしぶ、舞台装置の中で出番を待っていた。だが、ここで怪人に殺され入れ替わったのだ。

クリスティーヌとピアンジ(の筈の人物)が二人で舞台に立ったとき、クリスティーヌは様子が違うことに気付いたが、舞台の上であるそのまま舞台はは続けられたのである。

怪しいと思い、ついにクリスティーヌがドン・ファンのフードをはぎ、怪人の姿がが現れたのだ。
怪人はクリスティーヌを連れて湖の向こうの隠れ家に逃げ込むのである。

ラウルはマダム・ジリーに怪人の行き先と注意すべきことを聞き出して湖に飛び込んで跡を追ったのである。

隠れ家で怪人はクリステイーヌにウェデイング・ベールをかぶせ、結婚を迫ったのだ。
オイオイ怪人そこまでするか。

そこにラウルが現れ、隠れ家の中に招き入れられたのである。クリスティーナに逢って油断したラウルは首に縄をかけられてしまう。

怪人は「私の愛を受け入れてラウルを助けるか、拒絶してラウルの死を見るのか、どちらかを選べ」と2者選択を迫るのである。

「ラウルが殺されてしまう。どうしよう?」迷ったあげく思い切った行動に出たのである。
「私の心を見せてあげる」と、怪人にキスをし、思いっきり抱きつくのである。
凄い!感動!美しい!

その後、ひたむきなクリスティ−ナのラウルへの愛と優しい心を感じ取った怪人はラウルの首に掛かっている縄を外し、二人を逃がしてやったのである。
しかし、一旦二人は逃げたのであるがクリスティーヌはラウルからもらった指輪を怪人に渡しに戻ってきた。
そして怪人に指輪を渡したあと「クリスティーヌ、愛している」と泣き崩れる怪人を残してクリスティーヌはそのまま去って行くのである。

あとに残った怪人は椅子に座りマントを被って座り込むが、やがて追っ手が隠れ家に入ってきてこのマントを剥がすがそこには怪人の姿は無かった・・・・・?
ムムッ怪人はいずこへ!




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