我々一同は10時に上の写真の山門前に集合しました。 この山門は寺では「二王門」と言うらしい。 門の両側には金剛力士像が立っているのに因むのでしょう。 この門は知恩院の「三門」、南禅寺の「山門」と共に京都の三大門と呼ばれている和様の建造物なのです。 左の写真はこの門を潜って中に入ったところです。 二王門は 二王門から下の写真の中門までは実に広くのんびりした感じで、都会の喧騒を忘れさせてくれるには十分な空間なのです。 |
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この時期八重桜はまだ残ってましたが、京都でも遅咲きで有名な御室の桜は既に葉桜になっていました。 |
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左が本日の様子。下が満開時の様子です。 京都では「わたしゃお多福御室の桜、鼻(花)が低うても人が好く」と唄われて御室の桜といえば不美人の人のことを指しているのです。 |
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天気もよく五重塔も風景にマッチして絵になりますね。 上の写真は白い花の藤です。紫の藤よりも花の数は少なめでしょうか? |
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中門を入った右手に休憩所があります。その休憩所にも弘法大師がいらっしゃいました。 |
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金堂 この寺の本尊は阿弥陀三尊像です。 その阿弥陀三尊が祀られているのがこの建物。 金堂は慶長年間に京都御所より移築されたもので、 元は「紫宸殿」だった建物です。 移築の時、屋根が「桧皮葺」から「本瓦葺」に変わっていますが、みごとな建築です。 国宝に指定されているの頷けるというものです。 |
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左のつつじは紅白が入り混じりまさに満開状態。 綺麗なのでついついシャッターを押してしまいました。 |
仁和寺の西門を出ると御室八十八ヶ所巡りがあります。
仁和寺の第二十九世門跡済仁法親王のとき(1827年)久富遠江守が四国八十八ヶ所霊場を巡り各霊場の砂を持ち帰り各お堂に埋めたのがはじまりです。
約3Kmのコースで2時間もあれば我々中年でも十分廻れるコースです。
左の写真何だか分かります? お参りするのにお賽銭を持って行かない訳にはいかない。 でも八十八ヶ所ともなれば1ヶ所100円とすれば8,800円 これは貧乏人の私にとっては耐えられない。 10円でも880円、これも信仰心を持ち合わせていない私にとっては辛い金額です。 この際1円にしておこう。 前日に銀行で両替しておいてこれで準備万端?(笑) 今日の日に望みました。 |
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第1番札所からスタートです。 |
大体のお堂はこんな感じです。 |
お堂の中は弘法大師像と |
それぞれの寺のご本尊が祀られていました。 |
こんな山道もあります。 |
途中ご覧のように数人の団体で1宇1宇づつお経を詠みながら廻っていらっしゃいました方々に逢いました。 年齢は50代後半でしょうか? |
途中のお堂としてはここが一番立派じゃないでしょうか |
御堂内はこんな感じで埃だらけはしかたないとして 普通の御堂のような感じです。 |
コースの途中にはこんな景色のいいところもあります。 京都市内が一望の下に見ることができました。 |
第88番札所、ここで結願(けちがん)満願成就です。 |
第88番札所の横にある水掛地蔵? |
シャクナゲが綺麗に咲いていました。 |
仙台枝垂桜だそうです。 まだ小さな苗ですが咲いています。 しかも、時期的には遅いのですが。 |
これも色が違うシャクナゲです。 |
左は山吹、上は木香薔薇(モッコウバラ)でしょうか? 花には詳しくないもので。 |
再び仁和寺に戻ってきました。お昼ごはんの時間です。
場所は観音堂の側でいただくことにしました。ここなら八重桜がまだ咲いていました。チョッとした花見気分かな。
観音堂は江戸初期に新築された御堂です。 観音堂中央にある蟇股(かえるまた)です。軒を支えるというより装飾品として役割を果たしています。 大型でいかにも江戸初期の作品と思われます。 |
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この桜の下で食事しました。 左のもみじは爽やかな新緑、落ち着きますね。 |
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食事をしていると観音堂の掃除が始まりました。写真では一人のお坊さんだけしか写っていませんが20人ぐらいで掃除されてました。 埃が飛んでくる〜! ん?ふと見ると、なんやこれ? |
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最後に記念撮影をして今日のページをお開きにいたします。 |
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